小話63: ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と虚ろな夢
ビブリア古書堂の事件手帖の続編の3作目です。今回は扉子が活躍する作品でした。
今回はビブリア古書堂と関わりのある虚貝堂の物語でした。
父親が亡くなり、その残った蔵書を引き取ろうとする母親と、それを勝手に売ろうとする祖父。なぜ、勝手に蔵書を売ろうとするのかそんなミステリーが繰り広げられました。
もちろん、3章構成で別のミステリーもあるのですが、僕が一番印象に残っているのは最初のゴジラの息子のパンフレットの話ですね。
今作は恭一郎目線で描かれていますが、扉子との関係がとても読んでみて微笑ましいです。また、扉子が推理して活躍する話なので、新しいなと思いながら読んでました。
最後の方に、次回作の話で終わったので次の本が出るのが楽しみです。