小話28: プログラムを作る前に
プログラムを作る前に絶対にやらないといけないことがあります。
それが、もう、自分が作りたいプログラムが存在するかどうかです。
プログラムの用語に車輪の再発明という言葉があります。
これは、もうできているのに、また作る。
という意味です。
プログラムは、他の人が作ったものがあればそのまま使いましょう。
なぜか、それは、労力をかけないようにするためです。
僕たちの暮らしもそうですが、天才の先人たちのおかげで楽な生活が送れています。
それは、今までの功績からさらに、自分で良いものを作り上げていったからこそです。
だから、労力は新しく作り上げるところに費やしましょう。
そうしないと時間がいくらかかるかわかりません。
プログラムは関数化できるので、他の人が使いやすいように処理をブラックボックス化して入力と出力だけで、できるようになっています。
それをありがたく活用するのです。
それをやることで、車輪の再発明のような無駄な労力をかけずに済みます。
これは、僕は最初知りませんでした。
だから、プログラムは苦手でした。
でも、これを理解するとちょっと気が楽になります。やることがぐっと減るので。
これはどの分野においても言えることだと思います。
みなさんも、心得ておきましょう。